HEALTH

添加物は体に良くない?ちゃんと知って上手に付き合う方法

添加物

なんとなく良くないイメージの添加物。できれば摂りたくない、子供がいると尚更避けて選びがちです。

食品だけに限らず日々の生活の中であらゆるものに使われていて、もはや添加物と無縁の生活を送ることは余程のポツンと一軒家状態で暮らす以外は無理なようです‥

そんな添加物について摂りすぎてしまうとどうなるのかメリットはあるの?などをまとめました。興味がある人は是非

添加物とは

添加物は食品の保存性を高めたり、見た目を美味しそうに見せたり、品質の改良のために製造の際にで混ぜる(添加)物資のことです。

食品に限らず、コスメや日用品などにも使われている添加物って一体どんな用途で使われているのでしょう

日本で使用が認められている添加物

日本は他の先進国と比較すると驚くほどの添加物の使用が許可されています。

許可されている食品添加物数の例を見てみると‥

  • 指定添加物(国が使用してもいいと指定した添加物)・・572品目
  • 既存添加物(長年使用してきた天然添加物国が使用を認めているもの)・・357品目
  • 天然香料基原物質(植物動物を起源とする香料)・・およそ600品目
  • 一般飲食物添加物(通常食品として用いられるが、食品添加物的な使い方をするもの)・・約100品目

出典|日本添加物協会

現在は合成添加物天然添加物もまとめて添加物となっているので一概に添加物は悪いわけではなさそうです。

次に、どんな目的で添加物が使用されているかみていきますね‥

添加物はどのような目的で使われているのか、その影響は?

食品に使われる添加物

主に加工食品などに使用されている添加物

保存性を高める保存料・防カビ剤・殺菌剤・酸化防止剤・防虫剤
品質保持剤など
風味や外観を良くする発色剤・着色料・漂白剤・甘味料・酸味料・調味料・香料
着色安定剤・苦味料・色調安定剤・光沢剤など
食品の製造上欠かせない
作業効率を高める
食品製造用添加物・醸造用添加物・チューインガム基礎剤・
豆腐用凝固剤・かん水・消泡剤・膨張剤・抽出剤・
粘着防止剤・溶剤など
品質を向上させる増粘剤・糊料・乳化剤・チューインガム軟化剤・結着剤・
品質改良剤・保水乳化安定剤・ph調整剤など
栄養価を高める栄養強化剤(アミノ酸類・ビタミン剤・無機塩類)など

食品添加物の1日の摂取許容量をADIといい、人が毎日生涯にわたって摂り続けるたとしても健康に問題がない量が定められています。

ADIは、安全な摂取量を1日あたりの平均値に換算して、さらに体重1Kg当たりで割って求めます(単位=mg/kg/日)

ちょっとややこしくって計算も面倒^^;

日用品に使われる添加物

日用品に使われている添加物はわかりやすく製品別でいくつか紹介します。

歯磨き粉・マウスウォシュ

タール系色素発がん性物質
クロルヘキシジン殺菌消毒に使用・皮膚障害、呼吸困難
パラペン
パラオキシン安息香酸エステル
ただれ、発疹、遺伝子異常の可能性
カラメル遺伝子異常の可能性
サッカリン・サッカリンナトリウム発がん性の可能性ありで使用禁止とされていたが、
現在はその可能性はないとされている
塩酸アルキルジアミノエチルグリシン嘔吐、腹痛、下痢
ポリエチレングリコールアレルギー
チモール皮膚炎
ラウリル硫酸ナトリウム合成界面活性剤|刺激性皮膚炎

口の中は皮膚の10倍の吸収力があるのだそう、そう考えるとちょっとドキッとしませんか?なので極力無添加の歯磨き粉を使いたいもの。

基礎化粧品(化粧水・乳液・クリーム)

パラペン・
パラオキシ安息香酸ナトリウム
防腐剤・静菌作用|皮膚炎
イソプロペルメチルエーテル・
イソプロペルメチルフェノール
皮膚炎
アルキルリン酸ナトリウム皮膚炎
プロピレングリコール発がん性、溶血作用、染色体異常
トリエタノールアミンph調整剤|刺激性皮膚炎、
ジブチルヒドロキシトルエン酸化防止剤|皮膚の刺激、アレルギー
タール系色素発がん性、肌の色素沈着

添加物は肌からも吸収します。食べ物とは違い吸収しても排出しずらく蓄積し体調不良を起こす原因にもなります。なのでなるべく無添加のものを選びたいですね。

『香料・着色料・タール系着色料・鉱物油・パラペン・紫外線吸収剤・フリーで36種類の植物由来成分で肌に優しく、敏感肌の人も使えるクリーム』

洗濯用洗剤

ケイ酸ナトリウム皮膚障害
蛍光剤色素沈着、皮膚炎、アレルギー
ポリオキシエチレンアルキルエーテル皮膚炎、アレルギー
炭酸ナトリウムアレルギー

衣服は直接肌につけるもの、最近は柔軟剤の香りで気分が悪くなる人もいると聞きます。環境のことも考えるとなるべく優しいものを使いたい。

次は添加物を使用するメリットとデメリットをみていきます‥

添加物のメリット・デメリット

添加物のメリット

  • 安全性を高める‥食中毒の危険性をなくす、酸化による変色や腐敗を防ぐ
  • 味や香りを良くする‥食欲をそそる、日用品などは良い香りで使用感UP
  • 食感や風味を出す‥パンや豆腐などのように、ふっくら仕上げたりなめらかな舌触りにしたり食感を良くする
  • 栄養価を高める‥ビタミン、ミネラル、アミノ酸などで栄養価を高め

添加物のデメリット

  • 大量に摂取すると健康被害を生じる‥食品だけに限らず日用品の中にも使い続けると体の不調を招くことも
  • 塩分・糖分・脂質の摂りすぎになる
  • 味覚障害

添加物の影響を減らすためにできること

毎日使っている日用品を見直す

毎日使っている日用品といえば、歯磨き粉・シャンプー・コンタクトレンズの液・スキンケア用品・台所洗剤など他にも多数あります。

何気なく使っているものでも毎日使い続けると体質によっては影響を受け体調不良の原因やアレルギーの原因になってしまいます。

全てを無添加に変えることは無理でも、買い替えの時に気にしてみるのもいいかも。

食事や食材を見直す

ジャンクフードや加工食品はなるべく摂る回数を減らし、和食中心が理想。日々のデトックスには腸活も欠かせません。

腸活で免疫力を高めておくと、毒素を排出する力もつきます。

私はラーメンが好きなのでたまに食べたくなるのですが、そうゆう時は我慢せず食べちゃいます♪

無理をせずできる範囲で改善してます。

添加物を知って上手に付き合っていこう

添加物には合成添加物天然のものを利用する添加物があり、すべての添加物が悪いというわけではなさそうです。

物に溢れている現在、その中から何を選ぶかは自分次第だと思っています。自分や家族のためにちょとずつ改善していきたいですね‥

酪酸菌
【腸活】腸にいい酪酸とは?酪酸菌を手軽に増やす方法が知りたい腸活で注目の酪酸菌でしか増やすことができない 酪酸とは? 効率的な増やし方も紹介 |vivi Life...

ーENDー




COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA